【IT】SEやプログラマにおすすめの資格

IT業界で働くSEやプログラマの人たちで、
取得しておくと転職時に有利になる資格について解説します。

まず始めに、「そもそも資格って転職で有利になるの?」という疑問があると思いますが、
バク転は特定の場合においては有利だと思っている派です。

詳しくは以下の記事をご参照ください。
IT・WEB系の転職で資格持ってると有利になる?

それぞれの立場でみる資格の価値観

ITproというサイトに、ITベンダーの技術者にとっている資格、いらない資格という特集記事があり、そこで顧客(エンドユーザー)側、ITベンダー企業側、エンジニア側それぞれの立場からみた、持っていてもらいたい資格、とっておきたい資格のランキング(2012年版)があったのでご紹介します。

顧客側

顧客側は、クラウドやビッグデータ活用といったトレンドの中で、ネットワークやデータベースに関する高度なスキル・知識を持っている人を求めているようです。

国家資格

1位:ネットワークスペシャリスト
2位:データベーススペシャリスト
3位:プロジェクトマネージャ
4位:応用情報技術者
5位:情報セキュリティスペシャリスト
6位:システムアーキテクト
7位:基本情報技術者
8位:ITストラテジスト
9位:システム監査技術者
10位:エンベデッドシステムスペシャリスト
10位:ITサービスマネージャ
12位:ITパスポート

ベンダー系資格

1位:オラクル(データベース分野)
2位:オラクル(開発分野)
3位:マイクロソフト(データベース分野)
4位:マイクロソフト(開発分野)
5位:シスコ技術者認定
6位:WMware認定プロフェッショナル
7位:マイクロソフト(OS分野)
8位:オラクル(アプリケーション分野)
9位:マイクロソフト(メッセージング分野)
10位:オラクル(OS分野)

ITベンダー企業側

ITベンダー企業側は、プロジェクトマネージャや応用情報技術者といった、これまでの王道資格を引き続き取ってもらいたいと考えているようです。
これは、優秀なPMが慢性的に不足しているという背景があるのと、顧客側のニーズに追い付いていないという背景があります。

国家資格

1位:プロジェクトマネージャ
2位:応用情報技術者
3位:システムアーキテクト
3位:情報セキュリティスペシャリスト
5位:基本情報技術者
5位:ネットワークスペシャリスト
5位:データベーススペシャリスト
8位:ITストラテジスト
9位:ITサービスマネージャ
10位:システム監査技術者
11位:エンベデッドシステムスペシャリスト
12位:ITパスポート

ベンダー系資格

1位:オラクル(データベース分野)
2位:マイクロソフト(データベース分野)
3位:シスコ技術者認定
4位:マイクロソフト(開発分野)
5位:マイクロソフト(OS分野)
6位:WMware認定プロフェッショナル
7位:オラクル(開発分野)
8位:オラクル(アプリケーション分野)
9位:マイクロソフト(メッセージング分野)
10位:オラクル(OS分野)

エンジニア側(取得済み、取得したい)

これは既に取得済みの割合も合算してあるため、1位が基本情報技術者となっていますが、転職時に基本情報が有利に働くことはほぼないでしょう。なぜなら、基本情報レベルは学生のうちからでも十分取得できるし、顧客側のIT担当者でも取得している人がいるためです。
転職時に有利になるのは少なくても応用情報技術者以上、できればプロマネやスペシャリスト系の資格であるといえます。

国家資格

1位:基本情報技術者
2位:応用情報技術者
3位:プロジェクトマネージャー
4位:情報セキュリティスペシャリスト
5位:ネットワークスペシャリスト
6位:データベーススペシャリスト
7位:システム監査技術者
8位:システムアーキテクト
9位:ITパスポート
10位:ITサービスマネージャ
11位:ITストラテジスト
12位:エンベデッドシステムスペシャリスト

ベンダー資格

1位:オラクル(データベース分野)
2位:シスコ技術者認定
3位:マイクロソフト(OS分野)
4位:マイクロソフト(データベース分野)
5位:オラクル(開発分野)
6位:WMware認定プロフェッショナル
7位:レッドハット認定
8位:オラクル(OS分野)
8位:マイクロソフト(開発分野)
10位:オラクル(アプリケーション分野)

おすすめの資格とは

プロマネ、スペシャリスト系の資格が高評価

国家資格のプロジェクトマネージャの人気は底堅いものがあります。

バク転が新人で入社した2002年ころから既に言われているので、10年以上経ってもその人気・必要性は変わることがないようです。

その理由は、プロジェクトの成否はPMの手腕に大きく左右されるにも関わらず、優秀なPMが慢性的に不足しているためだと言われています。将来、PMになってゆくゆくは課長や部長といったライン職への出世コースを目指したい人は挑戦する価値がある資格です。

一方、ネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストなどのスペシャリスト系の資格も実は人気となっているようです。

一昔前までは、エンジニアは資格なんて持ってたって現場では役に立たない、という意見が大勢を占めていましたし、アプリケーション開発の現場では今でもその傾向が強いです。

しかし、ネットワーク系やデータベース系などのいわゆるインフラ周りのエンジニアの場合、難易度の高い資格を有していると顧客側からも現場からも高い信頼を得られる傾向にあります。

インフラ系エンジニアの人は、体系的な知識を身につける意味でも、転職活動においても、資格取得は有利になるといえます。

実務経験と資格の価値の分岐点

以下はバク転が個人的に感じていることで、何のデータ的根拠はありません(苦笑)ので、まぁ参考程度に聞き流してくださいね。

まず、新卒後1年から3年ほどで転職する場合、応用情報技術者以上を持っていれば転職時に評価されると思います。基本情報技術者では、あるにこしたことはありませんがアピール材料にはあまりならないでしょう。

言語系の資格(JavaやRubyなどの認定試験)は、さほど転職時の評価ポイントにはならないと思われます。なぜなら、資格を持っていることと、実際に開発をすぐ任せられるレベルに達しているかどうかの判断はまた別だからです。

社会人経験3年以上になってくると、ほぼ資格よりも実務経験の内容を重視されると思います。資格よりも開発の現場でどれだけ場数を踏んできたか(修羅場をくぐってきたか)のほうがポイントになります。

そのため転職で有利になるからというだけの理由で資格を取得しようとは考えないほうが良いと思います。それよりも自分の今後の方向性を考えた上で、足りないところや伸ばしたいところを強化するために取得するという姿勢のほうが評価されると思います。

簿記や英語は、取っておいて損はない程度

専門技術以外の資格で言えば、簿記と英語があげられます。

簿記については、IT系エンジニアの場合、転職時に有利になることはほぼないでしょう。
しかし、社会人として最低限の会計知識は身につけていて損はありません。

英語については、実用レベルの英語を習得しているとそれだけで転職先の選択肢が格段に増えます。

外資系や海外勤務がある会社への転職は考えていないから英語は不要、と思っている人もいると思いますが、最近はマニュアルや技術資料が英語なので英文が読めないと仕事ができないといったケースや、日本企業なんだけど同じプロジェクトメンバーに外国人メンバーがいて会話は英語、ということも少しずつ増えてきているのもまた事実です。

とは言え個人的には、使う当てもないのに英語を勉強するくらいなら、自分の専門領域のスキルを磨いていったほうがよいと考えています。

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