退職日は月末と前日、どっちがいいの?

「退職日は、月末じゃなくてその前日にしたほうがおトクだよ!」
という話を耳にしたことはありませんか?

これ、本当にそうなのでしょうか?どちらがいいのか検証しました!

結論からいうと、退職日は月末がいい、というのがバク転の考えです。

バク転が会社を辞める時にも散々調べたんですが、
色んな意見があってややこしかったので、
ここでは正確性よりも分かりやすさ重視で解説したいと思います!

月末の前日だと何がおトクになるのか?

そもそも、退職日が月末かそうじゃないかによって何が変わってくるのかというと、

最終月の給料の手取り額

が変わってきます。

具体的には、月末の前日に退職すると、
「厚生年金」と「健康保険」が最終月分は給料から天引きされないんです。

そのため、前日に辞めたほうが手取り額が増えておトクじゃん!
という話になるんですね。

会社にとっては確実におトク

これは、会社側にとっては確実におトクな話なんです。

というのも、厚生年金と健康保険というのは、その料金の半分を会社が支払っています。

そのため、月末の前日に辞めてもらえれば、会社側は最終月分を支払わなくて済むんです。

保険料の支払いをケチるために、退職者に前日退職を勧めてくる会社もあるくらいです。

給料から天引きはされないけど、、、

一方、辞める側にとっては、確かに最終月分の厚生年金や健康保険は天引きされません。

そのため手取り額が一見増えているように見えます。

でもこれ、どういう状態になっているのかというと、
本来払わないといけないものを払ってないので、見た目上手取り額が増えてる
という状態になっているんです。

どういうことなのか、年金、健康保険のそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

年金

前日に辞めた場合、最終月は厚生年金にも国民年金にも未加入の状態になっています。

これは、次の転職先が決まっている人でもそうじゃない人でも同じです。

つまり、未納期間が発生するわけで、後で追納しない限り、将来受け取れる年金が減額されます。

会社員の場合、年金なんて将来もらえるかどうか分からないから払いたくない!
と思っていても給料から強制的に天引きされるので、払わざるを得ませんよね。

それにも関わらず、たった1ヶ月の年金をケチったばっかりに、
後々痛い目をみるかもしれないってイヤじゃないですか?

(補足)
厚生年金・・・会社員が対象の年金制度
国民年金・・・自営業者などが対象の年金制度

健康保険

翌月から次の職場で働く場合

転職先が決まっている場合は、翌月からまた次の会社の健康保険に加入するので、
月末日の1日だけ、怪我も病気もしないように気をつけていれば、
確かに最終月分の保険料がおトクになります。
(ホントは、国民皆保険制度というのがあるので、1日だけであっても保険に入る必要があります)

退職してから転職活動をする場合

転職先が決まっていない場合は、さすがに何ヶ月も保険未加入状態を続けたくはないので、
前の会社の健康保険を任意継続するか、国民健康保険に加入するかを選びます。

そうすると、加入の開始は最終月分からになるので、結局保険料を支払わなければいけません。

(補足)
健康保険・・・会社員が対象の医療保険制度
国民健康保険・・・自営業者などが対象の医療保険制度
※「国民」がつくかつかないかの違いだけで、名前が似ているので混同しやすいですが別物です。

バク転が月末退職にした理由

バク転が26歳の頃に転職した時は、月末ではなく給料の支払日付けで退職しました。
今考えるのと、給料の「締め日」でもなく「支払日」付けで、
まったく意味のない日付で辞めたことになりますが(汗)、
そのせいで月末までの数日間、年金未納期間となってしまいました。

その反省をふまえ、34歳の頃に会社を辞める時には色々調べました。
ネットで調べてたら前日だとおトク!という情報も見つけたのですが、
前日退職してトクする方法は、脱法的な香りがするにも関わらず、
得られるメリット(支払わなくて済むお金)がたいしたことない
という結論に至り、月末日付けで退職しました。

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