今の会社、定年まで存在してますか?

「転職するのはリスクがある」と感じる人は多いと思います。でも、「転職しないリスク」について考えたことはあるでしょうか?倒産、リストラ、給与カット。今や大手企業ですら自分の会社が定年まで潰れずにいるかどうか怪しい時代に、わたしたちはどう対処していけばよいのでしょうか?

まさかうちの会社は潰れない…よな?
こんにちは!転職キックオフ管理人のバク転職人です。

今の時代、どんなに大きな会社でも、業績の良い会社でも、将来安泰とは言い切れません。

ということは極端な話、これからは「会社はいつか潰れるもの」と考えて準備しておくくらいの気概を持ったほうがよいとバク転は考えています。

まず最初に、かつては羨望の眼差しで見られていた企業でも未来永劫成長し続けるわけではないということを再認識するために、最近の事例をいくつか見てみましょう。

近年における大手企業の業績悪化の事例

ソニー

家電メーカーとして最高レベルのブランド力を誇っていたソニー。長らく業績悪化が続き、人員削減だけでなく最近では不動産などの資産売却も行われています。

2013年に平井氏が社長に就任、中国市場でのPS4に期待をかけているそうですが、、、どうなるでしょうか。

パナソニック

2013年3月期、7,542億円という巨額の赤字を計上。2期連続で7,000億以上の大赤字。7万人のリストラを計画しているとかで、横浜市内にある子会社には通称「追い出し部屋」と呼ばれる部署があるとか。。。

2013年には黒字化を見込んでいるそうですが、、、どうなるでしょうか。

シャープ

2013年3月期の決算は、5,453億円とこちらも2期連続の大赤字。液晶といえばシャープ、というイメージは根強いですが、その液晶事業が足を引っ張っている状況のようです。

1兆円もの巨額資金を投じた堺工場の負債のせいで、会社のほぼ全財産が担保にとられるという事態になっています。

任天堂

ファミコンやニンテンドーDS、Wiiなどを販売しゲーム業界の覇者として君臨し続けていた任天堂も、2012年あたりから苦戦を強いられています。2009年3月期に過去最高益を叩きだしたわずか3年後には、売上高が3分の1まで激減してしまっています。

据置型ゲーム機の衰退が確実になった今、次の策をどう打つかで今後の業績も変わってきそうです。

GREE

「任天堂の倒し方を知っている」と豪語し、絶好調かに見えたGREEも、2013年6月期の決算では上場以来初めての減収減益となりました。原因は売上高の減少(4%)よりも、営業利益の減少(41%)による影響が大きかったようです。それはコストが膨らんでしまったせいです。

イケイケドンドンでCMなどの広告宣伝費にお金を突っ込んでたら、売上が頭打ちしちゃって利益が出なくなってしまったという状態です。成長が早かった分、困難な状況を乗り切れる組織体制が整っているのかが注目です。

JAL

JALは2010年に2兆3,221億円という負債を抱え、会社更生法を申請。経営破綻しました。これは戦後最大規模となります。

京セラから稲盛和夫氏が会長に就任し、経営を再建。大幅なリストラや給与カットなどを推し進め、2012年9月、再上場を果たしました。V字回復を見せたJALですが、これからが真価を問われるところでしょう。

mixi

かつて、SNSといえばmixi、みたいな感じでしたが、twitterやらfacebookやらLINEやらに押されまくり、現在は相当過疎化しているようです。

2013年の5月には創業者である笠原氏から朝倉氏に社長交代し、巻き返しを図っています。GREEと同様、会社としての年数が若いだけに、今の状況をどう打開していくのかが気になるところです。

東京電力

震災の補償や原発問題など、これから何年も何十年も抱えていかなければいけない状況です。2013年度中に2,050名の追加リストラを計画していて、震災直後の54,100名から比較すると7,400名の人員削減となります。

JAL同様、電力は社会インフラ事業なので潰れることはあり得ないでしょうけど、さらなる給与カットは免れないのではないでしょうか。

安定志向=会社依存志向

さて、有名どころの暗いニュースばかりを集めてみましたが(苦笑)、あなたはこれらの事例を見てどう考えますか?

まず言えることは、冒頭の繰り返しになりますが大手企業だからといって将来安泰、と言えないのはもはや常識でしょう。

逆に、2013年時点で業績が不振でも今後また再浮上してくる企業も出てくるでしょう。つまりは企業というのは浮き沈みがあり、それは規模の大小や短期的な業績は関係ないということを認識することが大切です。

「何を当たり前のことを」と思ったでしょうか?

では、何らかの不祥事が起きて来月から仕事なくなったとしても、自分は大丈夫と自信を持って言えるでしょうか?

最近では、従業員やバイトがツイッターでアホな事やらかして炎上⇒会社大打撃なんてこともあるので、可能性がゼロだとは言い切れないです。

よく、安定した会社に転職したい、という話を耳にしますが、その発想そのものが危険じゃないかなと最近は特に思います。

安定した会社に転職したい、というのは裏を返すと会社に依存していたいということにつながるからです。これからはもっと自立して、主体的に人生を設計していかないと定年退職するその日まで持ちません。

景気がどうであろうと、食いっぱぐれないために

あなたが転職を決意したとしても、しばらくは今の会社でやっていこうと判断したとしても、共通して言えることは、これからは会社に依存しない人間を目指した方がいいということです。転職を思い立ったのは、それを考えるいいチャンスだとも言えます。

もちろん、会社に依存しないからといって変に周りと距離を置くとか、自分のことばかり考えろとか、そいうことを言いたいのではありまえん。

これからは、会社が用意したキャリアプランではなく、自分の職務能力を軸にキャリア設計をしていくべきだと考えます。

逆説的ですが、そういう人ほどいい仕事をして会社の業績に貢献していくと思います。自立した人ほど、会社に寄りかかるのではなく、本当の意味で会社を支えようとするからです。

例えるならプロのスポーツ選手みたいなものでしょうか。

イチローは、オリックスやシアトル・マリナーズという”球団(=会社)”に依存せず、野球という”仕事”に対して真摯に向き合い技術を高め続けています。そして全野球ファンの憧れとも言えるニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、39歳という年齢を感じさせない驚異的な業績を残しています。

同じように、これからの社会人も本当の意味でプロフェッショナルな意識をもって、どこに行っても通用するようなことを考えていく必要があるのです。

さて、これまでいろんな視点から転職すべきかどうかについて検討をしてきました。

次の記事では、最終チェックとしてそのおさらいをしていきます!

「それでもやっぱり転職したい!」へ進む

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