失業保険の受給額を計算しよう!

失業保険(雇用保険の基本手当)は、実際どのくらいもらえるのか気になりますよね。

その金額によっては、退職してから転職活動を行うのか、
転職先を決めてから退職するのか決めたいという人もいるかと思います。

ここでは失業保険の受給額の計算方法について解説します。

失業保険でもらえる額は、働いていた時の50〜80%程度

だいたいの目安でいうと、働いていた時の月給の50〜80%の金額になります。

月給が高い人ほど50%の割合に近くなり、低い人ほど80%に近くなります。
また、下限・上限が決まっているので、例えば月200万も稼いでいた人が、
50%の100万円もらえるかというとそんなことはありません。

では、実際に計算してみる前に用語の解説をしておきます。

賃金日額

働いていた時の給料を元に、日割りした賃金のことを「賃金日額」といいます。
これは退職前の過去6ヶ月の月給から算出します。

基本手当日額

賃金日額の金額に応じて、給付率をかけた金額が「基本手当日額」になります。
そして「基本手当日額」と「所定給付日数(受け取れる日数)」をかけた金額が、
失業保険でもらえる受給額の合計になります。

実際に計算してみよう!

それでは実際にもらえる額を試算してみましょう。

※平成25年(2013年)8月1日に法改正された内容を元にしています。
あくまで試算値ですので、正確な金額はハローワークへ行った時に確認してみてください。

計算式について

計算式は次の通りです。

受給額合計 = 基本手当日額 × 所定給付日数

「基本手当日数」の計算式は次の通りです。
基本手当日額 = 賃金日額 × 給付率

「所定給付日数」については、「失業保険を受給できる日数は?」を確認してみてください。

「賃金日数」の計算式は次の通りです。
賃金日額 = 退職前の過去6ヶ月の月給 ÷ 180

賃金日額と基本手当日額の下限・上限値

賃金日額と基本手当日額には以下の下限・上限値があります。

離職時の年齢 賃金日額(円) 基本手当日額(円)
下限 上限 下限 上限
29歳以下 2,310 12,810 1,848 6,405
30〜44歳 14,230 7,115
45〜59歳 15,660 7,830
60〜64歳 14,940 6,723
29歳以下 2,310 12,810 1,848 6,405
30〜44歳 14,230 7,115
45〜59歳 15,660 7,830
60〜64歳 14,940 6,723

それでは順番にみていきましょう。

STEP1.賃金日額を求める

過去6ヶ月の給与明細を確認し、その合計を求めます。
・ボーナスや祝い金のような一時金は除きます。
・交通費や残業代、諸手当は含みます。
・手取り額ではなく、額面の金額を使用します。

下限・上限値を超す場合は、下限・上限値を使用します。

STEP2.基本手当日額を求める

賃金日額の金額に応じて、給付率と基本手当日額が決まります。
給付率と基本手当日額は以下のとおりとなっています。

離職時の年齢 賃金日額 給付率 基本手当日額
29歳以下(※1) 2,310円以上4,610円未満 80% 1,848円〜3,687円
4,610円以上11,680円以下 80%〜50% 3,688円〜5,840円(※2)
11,680円超12,810円以下 50% 5,840円〜6,405円
30〜44歳 2,310円以上4,610円未満 80% 1,848円〜3,687円
4,610円以上11,680円以下 80% 3,688円〜5,840円(※2)
11,680円超14,230円以下 50% 5,840円〜7,115円
45〜59歳 2,310円以上4,610円未満 80% 1,848円〜3,687円
4,610円以上11,680円以下 80%〜50% 3,688円〜5,840円(※2)
11,680円超14,230円以下 50% 5,840円〜7,830円
60〜64歳 2,310円以上4,610円未満 80% 1,848円〜3,687円
4,610円以上10,510円以下 80%〜45% 3,688円〜4,729円(※3)
10,510円超14,940円以下 45% 4,729円〜6,723円

※1 離職時の年齢が65歳以上の人が高年齢求職者給付金を受給する場合はこの表が適用される。
※2 計算式は以下のとおり。
基本手当日額=(-3×(賃金日額の2乗)+70,390×賃金日額)÷70,700
※3 計算式は以下のいずれか低い方の額。
基本手当日額=(-7×(賃金日額の2乗)+126,670×賃金日額)÷118,000
基本手当日額=0.05×賃金日額+4,204

STEP3.受給額を求める

STEP2.で求めた基本手当日額に、所定給付日数をかけると、
受給額の総額が求まります。

「所定給付日数」については、「失業保険を受給できる日数は?」を確認してみてください。

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