転職先は、どこまで妥協すべきか?

転職とは、企業側のニーズと自分の希望がマッチした時に成立します。交渉を成立させるためには、譲れない条件と譲れる条件の優先順位を明確にしておくことで、応募先の企業を柔軟に探すことができます。

何を妥協するか?
こんにちは!転職キックオフ管理人のバク転職人です。

前の記事では、これだけ整理できれば十分!という自己分析のテンプレートをご紹介しました。

履歴書などと違い、誰に見せるわけでもない自己分析シートなのでまずは自分の正直な希望、いわば理想形を書き出しました。

この時点で、もしまだあなたが1社も求人情報に目を通していないのであれば、転職市場における自分の相場感が分からない状態にあります。そのため理想形と現実的なラインとの間には結構ギャップがあると思われます。

このギャップをこれから埋めていく必要があるわけですが、どうやるのかというと、ひたすら行動あるのみだとバク転は思います。

つまりは求人票を見たり、応募したり、面接したり、エージェントからフィードバックをもらったりといった行動を通じて、段々と自分の相場を把握していくのです。

時には箸にも棒にもかからなくてヘコんだりもします。「俺ってこんなに価値低いの?」と自信をなくすこともあります。「こんなに妥協しないとダメなら、やっぱ転職するの諦めて今の会社に残ろうかな・・・」という気持ちになるかもしれません。

逆に自分が思っていたよりも市場価値が認められて、理想以上の好待遇で転職できるかもしれません。

その答えは、行動を起こしてこそ知ることができます。

妥協の仕方:引っ越しする時の例

突然ですがここでちょっと引っ越しを例に考えてみましょう。引っ越しは、自分が当初考えていた条件と、実際に探しまわって条件を妥協していく過程が、転職する時と似ている部分があるのでイメージしやすいかなと思います。

最初の条件

今住んでいる1Rのアパートは荷物が増えて手狭になってきたので、引っ越したいと思い立ちました。
そして次のような条件をあげたとします。

  • 家賃5万円台
  • 東京23区内
  • 1LDK
  • 新築
  • 最寄り駅徒歩5分以内
  • 近所にスーパー、大型書店あり

関東圏内に住んでいる人は直感的に、「んな物件ねーよ!」とツッコミ入れますね^^;

これはあまりに虫の良すぎる条件のようです。当然、条件の妥協を余儀なくされます。

経済的に家賃5万円台は譲れないけど、近所に大型書店はなくてもいいか、、、など条件に優先順位をつけてみたところ、次のようになりました。

相場感が分かってきてからの妥協案

譲れない条件

  • 家賃5万円台
  • 1LDK

譲れる条件

  • 東京23区内⇒東京都内
  • 新築⇒築10年以内でも可
  • 最寄り駅徒歩5分以内⇒10分以内でも可

なくてもいい条件

  • 近所にスーパー、大型書店あり

この条件なら、探せば物件が見つかりそうですね。

書き出すことで、初めて優先順位が見えてくる

とまぁ、引っ越しを経験したことがある人ならこういう条件の見直しは随時しながら物件を探していたと思います。

転職でも考え方は一緒で、次のことを随時やっていきます。

  • 条件を書き出す
  • 条件に優先順位をつける
  • 少しずつ条件を緩める

こうやってどの条件を妥協して、どの条件は譲れない、といった判断ができるのも、一度条件を書き出しているからです。

転職も同じように、自分の希望条件を全て書き出しておくことで初めて優先順位を決められます。頭の中だけであれこれ検討していると必ずいつか混乱して状況が分からなくなるので、アナログでも紙に書き出しておくことを強くおすすめします

先ほどの引っ越しの例では、譲れない条件は次の2つでした。

  • 家賃5万円台
  • 1LDK

1つ目は、引っ越しする、しないに関わらず存在する条件です。2つ目は、”手狭になってきた”という動機からくる譲れない条件です。ここが解決できなければ引っ越しする意味がありません。

転職においても、転職するしないに関わらず譲れない条件(家族がいるから給料は最低今以上は必要、など)や、転職理由と直結する理由(今の職場ではスキルアップできない、など)が何なのかを明確にしておきましょう。

まだ自己分析をされていない人は、前回の記事を参考に自己分析に取り組んでみてくださいね!

次の記事では、自己分析について最後におさらいをしてみましょう。

「自己分析は、やり過ぎ注意!」へ進む

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