雇い止めとは?

雇い止めとは、有期雇用契約において、雇用期間を更新せずに契約を終了することをいいます。

次も更新されると思ってたのに・・・

有期雇用契約は、その名の通り契約に期限があり、
その期限が満了したら契約は解消されます。

契約社員という名称が一般的ですが、契約期間の定めのある場合は
パートやアルバイト、嘱託なども含まれます。

そして雇い止めとは、この契約期間が来た時に更新しないことをいいます。

一見、問題がないようにみえますが、
中には雇用期間を何度も更新している人も大勢います。

例えば1年契約だったとして、2年目の時に契約を更新してまた働き始めます。
そして3年目の時にも同じように契約を更新してさらに1年、働いたとします。

そうなると気持ち的には4年目も契約更新となるだろうと期待しますよね。

しかし企業側は業績悪化などの理由で、
「4年目は契約更新しません、今までご苦労様でした。」
と突然言い出すこともできるわけです。

そうなると、労働者側としてはいつ仕事がなくなるか分からない状態
不安な日々を過ごさないといけなくなります。

さらに、仕事内容は正社員と全く変わらないのにずっと契約社員のままという人もいて、
正社員よりも給料が安かったり待遇が悪いという点も問題となっていました。

雇い止めに関する法案が改正になったけど・・・

これら有期雇用契約に関する諸問題を解決するため、労働契約法が改正されました。

改正労働契約法のポイント引用元:労働契約法の改正について|厚生労働省

①無期労働契約への転換

通算5年間、契約更新が続いた場合、
労働者が望めば無期労働契約(正社員)に転換できるようになりました。

②「雇い止め法理」の法定化

契約手続きがいい加減だったり、雇用が更新されることが期待される場合は、
合理的な理由がないと雇い止めできなくなりました。

③不合理な労働条件の禁止

賃金や労働時間、福利厚生や教育訓練、災害補償などにおいて、
有期契約労働者と無期契約の労働者とのあいだで、
「有期契約だから」という理由だけで労働条件に差をつけることができなりました。

しかしこの法案、この記事を執筆時点(2013年11月)で
早くもこの5年という期間が10年に延長となりそうです。。。

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